24（twenty four）

24（twenty four）（上（midnightー08：0）
米国カリフォルニア州ロサンゼルス、大統領予備選当日深夜。米連邦機関ＣＴＵ（テロ対策ユニット）ロス支局のチーフ、ジャック・バウアーに緊急の呼び出しがかかる。それは米国史上初のアフリカ系大統領になると言われているデイビッド・パーマー上院議員の暗殺計画が進行中で、２４時間以内に犯人を割り出し、計画を阻止せよという密命だった。しかもＣＴＵ内部に内通者がいるとの情報もあるため、部下さえも信用してはならないという。時を同じくしてバウアーの１５歳の娘キンバリーが深夜に外出したまま連絡を断っていた。心配したバウアーの妻テリーは娘を探しに街へと出て行く…。同日に起きたふたつの事件に関わることになったジャック。それは彼の人生にとって最も長い一日の始まりに過ぎなかった…。複雑に絡み合う人間関係と衝撃の展開をみせる物語の連続で、全米を熱狂させた超大型テレビシリーズ、ついに小説化。

24（twenty four）（中（08：00ー16：00））
米国カリフォルニア州ロサンゼルス、大統領予備選当日８時から１６時。大統領候補暗殺を阻止すべく捜査を進める米連邦機関ＣＴＵ（テロリスト対策ユニット）ロス支局のリーダー、ジャック・バウアーは妻と娘をテロリストに人質にとられ、暗殺を否応なく手伝わされることになる。仕事と家族の狭間で揺れるジャック。必死の捜索の結果、妻と娘が監禁されているアジトを発見し、救出に向かう…。一方、テロリストは第２の刺客を送り込んできていた。刻一刻と事件が進むなか、暗殺事件の陰にジャックと大統領候補デイビッド・パーマーが関わっていた２年前のある事件が浮かび上がってきた…。ジャック、デイビッド、テロリスト―三者の関係が徐々に明らかになりつつ怒涛の展開をみせていく。ジャックの人生にとって最も長い一日はまだまだ終わらない…。

24（twenty four）（下（16：00ー24：00））
米国カリフォルニア州ロサンゼルス、大統領予備選当日１６時から２４時。大統領候補暗殺を阻止すべく捜査を進める米連邦機関ＣＴＵ（テロリスト対策ユニット）ロス支局のリーダー、ジャック・バウアーは大統領候補のデイビッド・パーマーの支援を得て、テロリストの捜索に再び奔走する。テロリストの黒幕にかってジャックとパーマーが関与した“夜のとばり作戦”での重要人物ドレーゼン一家が関係していることが判明する。一方、テロリストからの追走を逃れたテリーだったが記憶を無くし、街を彷徨う。娘のキンバリーもまた誰も信じることが出来ず、リックに救いを求める。果たして一家は再会を果たすことが出来るのか？細い線を辿りつつ、ついにテロリストの黒幕を追いつめるジャック―。そして知ることになる驚愕の事実…。二転三転する衝撃の展開でついに迎えるクライマックス！ジャックの人生にとって最も長い一日がついに終わる。

24（twenty four） 2（1（08：00ー14：00））
あの悲惨なパーマー暗殺事件から１年以上経った…。ある日、ソウルからＮＳＡ（国家安全保障局）に１本の電話が入った。中東の新興テロ組織“第二の波”によってロスに核爆弾が仕掛けられたという。そしてその爆破の決行日が“今日”であることが判明。午前８時、その報せは直ちにパーマー大統領へと告げられた。パーマーはかつて自分をテロリストから救ったＣＴＵ（テロリスト対策ユニット）のジャックに協力を要請するが、彼から１年前の事件以来ＣＴＵを離れており、復職する気はないと告げられる。しかし、娘のキム、そしてロスの人々の安否を慮ったジャックはキムの保護を条件に現場に復帰することとなった。“第二の波”につながる可能性のある人物に接触すべく潜入捜査を開始するジャック。一方、大統領は人々をパニックに陥らせないように事件を収拾すべく対策を練るが、政府内に敵対勢力があることが判明し苦慮を強いられる。そして意外な人物の関与が浮かびあがる…。大ヒットテレビシリーズ待望の第二弾を完全小説化。

24（twenty four） 2（2（14：00ー20：00））
ジャックの必死の警告も空しく、ＣＴＵロス支局は計画どおり爆破され、甚大な被害を受ける。しかも、爆破を手引きしたのはＣＴＵ元局員のニーナだった。最愛の妻の仇と相対したジャックは、激しい憤りを再燃させる。暴力的な雇い主ゲイリーの元から、彼の幼い娘メーガンを連れて逃げ出したキムは、誘拐容疑をかけられたうえ、ゲイリーに執拗に追われていた。一方、次女マリーの結婚式を控えた貿易会社社長ワーナーの邸宅では、マリーの姉ケイトの密かな調査により、新郎レーザがロス核爆弾テロの主犯と目されるサイエド・アリに資金援助をしていたことが明らかに。だが、その背後にはある人物の指示があった。折しも、中東テロ組織“第二の波”支援国大使が、パーマー大統領との会談直後に事故死。周囲に不穏な動きを感じ始めたパーマーの前に、別れた妻シェリーが現れ、驚くべき事実を告げる。その間も、核爆弾の脅威は徐々にロス市内に迫りつつあった…。ノンストップ・テレビシリーズ小説版、緊迫の第２巻。

24（twenty four） 2（3（20：00ー02：00））
パーマー大統領の意向に反し、ロス市内に核爆弾テロが迫りつつあることがマスコミによって暴露された。また、ジャックと護送中のニーナを載せた飛行機が、何者かにより撃墜されてしまう。元妻シェリーの協力によって、一連の出来事にＮＳＡ長官スタントンが関わっていると読んだパーマーは、スタントンを自白させるべく拷問にかける。だが、シェリーが裏でスタントンと結託しているとは気づく由もなかった。一方、墜落の際、ジャックは一瞬の隙を突かれてニーナに人質に取られたものの、自力で難を逃れて核爆弾テロの主犯サイエド・アリを追跡。だが、娘キムがロスから脱出後に行方不明になっていると知り動揺する。しかも、アリを密かに支援していたのは、間もなく花嫁となるはずのワーナー社令嬢マリーだった。妹の正体に衝撃を受けるケイトの説得にも耳を貸さず、マリーは核爆弾の起爆装置を作動させる…。怒涛の展開を見せる超人気シリーズ第３巻。

24（twenty four） 2（4（02：00ー08：00））
ＣＴＵロス支部長メイソンの犠牲により、核爆弾は無人の砂漠上空で爆発した。ロス市内でのテロという最悪の事態は回避できたものの、パーマー大統領はテロを企てたと思われる中東三ヵ国への報復攻撃に着手せざるを得なくなる。だが、三ヵ国とテロとの関連に疑問を抱いたジャックは、ロス支局チームに昇進したトニーの制止を振り切り、独自に捜査を敢行。カスピ海に油田を所有する実業家キングスレーが、戦争による原油価格高騰を狙って、三ヵ国を陥れる証拠を捏造したことを突き止める。しかしその直後、ジャックはキングスレーの一味に捕らえられ、過酷な拷問を受けて死に瀕する。そうとも知らないパーマーは報復攻撃の中止を決定するが、副大統領プレスコットを始めとする政権内部の陰謀は、すでに動き出していた…。現実の世界情勢を予見したかのような展開で、前シーズンを上回る衝撃を巻き起こしたセカンドシーズン小説版、ここに完結。

24（twenty four） 3（1（13：00ー19：00））
あの核爆弾テロから３年…。ジャックは本格的にＣＴＵに復帰し、半年をかけた潜入捜査によって中南米の麻薬王ラモン・サラザールの逮捕に成功。愛娘のキムもＣＴＵの一員となり、父譲りの能力を発揮しつつあった。一方、細菌兵器による暗殺を免れたパーマー大統領は、再選に向けた討論会に出席するため、３年ぶりにロサンゼルスを訪問。そんな時、何者かが衛生局に、危険度の高いコルディラ菌に感染した死体を置いていく。犯人を名乗る一味は、６時間以内にラモンを釈放しなければ、感染してから２４時間で確実に死に至るウイルスをばらまくと脅迫。バイオテロという新たな脅威に立ち向かうことになったジャックだが、彼はキムにも言えないある秘密を抱えていた…。ますます加速する超人気ドラマ最新第３シーズン小説版、息もつかせぬ第１巻。

24（twenty four） 3（2（19：00ー01：00））
パーマー大統領が対立候補のキーラー上院議員との討論会で窮地に追い込まれている頃、衛生局では致死ウイルスの感染源と目されたカイル・シンガーへの入念な検査が行われる。結果は意外にも陰性。バイオテロの危機はひとまず去り、ＣＴＵは麻薬王ラモン・サラザールを脱獄させたジャックの行方を追うことになる。折りしも、ラモンは弟へクターの持つメキシコの邸宅に向かう機内で、拘束したジャックに銃口を向けようとしていた。一方、同僚のガエルがサラザール一味と内通していたことに偶然気づいたキムは、彼の手でＩＴ室に監禁されてしまう。ところが、ガエルの件を知ったトニーは、手術を終えたばかりの体でＣＴＵに復帰。そして、誰もが予想し得なかった驚愕の真実を告げる…。早くも大きな転換を迎える、大ヒットドラマシリーズ第２巻。

24（twenty four） 3（3（01：00ー07：00））
細菌兵器商人アマドールとの取り引き現場に突然現れたニーナ・マイヤーズは、ジャックたちを出し抜いてまんまとウイルスを競り落とす。だが、そのウイルスは爆薬とすり替えられていた。爆発を逃れたジャックがニーナを捕らえてＣＴＵに戻った頃、ロス市内ではアマドールが真の取り引き相手サンダースとの交渉を始めようとしていた。一方、信頼する弟ウェインがかつて後援者ミリケンの妻ジュリアと不倫していた事実を知らされたパーマーは、ミリケンの要求どおり首席補佐官を辞めるというウェインの申し出を退け、元妻シェリーに協力を求める。シェリーは独断でミリケン宅を訪れ、彼を激しく追及。そしてミリケンが心臓発作を起こした時、薬を渡そうとしたジュリアを制止する…。ノンストップドラマシリーズ、さらなる陰謀渦巻く第３巻。

24（twenty four） 3（4（07：00ー13：00））
バイオテロの首謀者サンダースに脅されるまま、ジャックは良心の呵責に苦しみながらも上司シャペルを殺害。その後、ＣＴＵの調査でサンダースに１９歳の娘ジェーンがいることが明らかになる。彼女を尋問すればサンダースに関する情報を引き出せると考えたジャックは、サンダースが娘に監視をつけている可能性を考慮し、ジェーンを拘束する間、ＣＴＵ局員を彼女に変装させてすり替わらせようとトニーに提案。だが、近郊の局員の中で容姿や年齢がジェーンに近いのはキムだけだった。一方、ホテルでウイルスに感染した客の一人コールは、発症後もロス市内を歩き回る。訪れた病院でようやく事の重大さを知った時には、彼は特定できないほどの数の人々と接触していた…。バイオテロという見えない恐怖に終わりは来るのか？超人気ドラマ第３シーズン小説版、堂々の最終巻。

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あらすじは楽天booksより